「元島民の思いと四島一括返還の早期解決を願う」
〜2010平和行動in根室〜
 連合平和行動の締めくくりとして、「2010平和行動in根室」が9月11日から12日に開催され、
連合愛媛からは、構成組織と地協代表者および事務局の5で参加しました。
 11日に開催された「北方四島学習会」には、全国から集まった約700名の仲間とともに5つ
のセミナーに分かれ、それぞれが興味のあるセミナーに参加し北方四島の理解を深めること
ができました。
 12日は、納沙布岬・望郷の岬公園で、「2010平和ノサップ集会」が開催され、全国の仲間約
1500名とともに参加しました。当日は、多くの来賓から連合の北方領土返還運動に対する謝辞
があり、その中でも、元島民で択捉島出身の鈴木 咲子さんから、「平和問題として取り組まれ
ている連合の皆さんの力は元島民も勇気づけられます。昭和20年には17,291人いた島民も
今は8,035人となり、平均年齢は、76.4歳と高齢化が進んでいます。故郷に帰ることがかなわず
亡くなった元島民のためにも、四島一括返還が早期に解決されるよう力の続く限り頑張ります。」
との訴えは参加者全員に十分伝わるものでした。また、児玉北連協事務局長は、「北方領土返
還要求運動は連合の後押しで活動している。本日現地に訪れ、見て感じたこと、本当に正しいこ
とを参加者の皆さんは、ぜひ各地で四島一括返還の取り組みの中で伝えて欲しい。」との話もあ
り、四島一括返還に向けた活動に対して、参加者は気持ちを新たにしました。