現在の高井議員と3年半前の高井さん(円内)
「名刺の写真より今の方がいいのにネェ〜」
(参加者の大半女性の声)

 高井議員、この度は本当にありがとうございました。
いやぁ〜本当にかわってないですね。3年半前と(円内写真)。もちろんいい意味で。

 実は連合愛媛では、高井美穂さんに今から3年半前の2001年1月に松山まで来ていただき、青年委員会・女性委員会のみんなを相手に政治を中心としたお話をしていただいたことがあります。高井さんが1回目のチャレンジで惜敗し、傷心癒えぬ(?)6ヵ月後のことです。

 その時の印象は、「早稲田出て、ダイエーの役員秘書やって、留学して…そんなキャリヤを持ちながら、ごくごく普通の、ダイエーの城島が好きな、徳島弁を平気でしゃべる28歳の女性。でも、やっぱり違うんです。目線は我々と同じ高さなんですが、政治に対する想いが非常に強い。『強い人』」というものでした。

 当時の雑談からその人となりが窺えます。
 「高井さん、仮に次ダメやったらどうするん?」
 「やめます!」
 「まだ、若いやない?応援してくれる人も大勢いるし…」
 「経済的にももたんし、別の道みつけます」
 落選して間もない人に「次ダメやったら」って無神経に聞く私も私だけど、間髪入れずに「やめる」って答える方も答える方ですよね。私は「何だこのドライさは。でもこの潔さと、割り切りと、強い覚悟があれば次は絶対上がる」って確信しました。(もちろん今回当選してなかったらこの話は封印してますけど…上がってよかった)

 それともうひとつ
 「杉本さん、わたしが議員になっても絶対に『先生』って呼ばんといてね。」
 「当然!高井さんに『先生』は似合わんよ!」
 当時のそして今の高井さんにとっては『先生』は敬称でも何でもないんですよね。でも、中国行ったときは我慢しないとね。
 懇談時、司会の平岡副事務局長が『先生』を連発してましたが、本人はその辺の事情理解してないんでご勘弁を。一瞬口元から微笑が消えることが数回ありましたが私は見逃しませんでしたよ。彼には、「議員には『先生』と呼ばれたい人とそうでない人がいる」ってこと教えときましたんで。

 今回いろんなお話を聞かせて頂きましたが、高井さんはやっぱり強い人だなあと感じました。それは、小さいお子さんを抱えての東京と徳島の二重生活のことです。もちろん家庭と政治を天秤にかけることはできないでしょうし、ご主人をはじめご家族の絶大な支援がなければ不可能なことでしょうが、今一番かわいい盛りの(確か2歳くらい)娘さんを残しての政治活動。敬服します。しかし一方では「そういう1歳児を抱えた女性を国会に送り込んだのは多くの有権者(徳島2区)なので、娘さんの養育支援も多くの方々がやって下さるのかなぁ」って。世間はそんなに甘くないか。
 いずれにしても徳島の有権者は”30歳の1歳児の母親”と承知の上で選んだということなので、この事実は非常に重いと思います。後へ続く者たちのこと考えたら、なかなか挫けられませんよね。

 今だから言えるけど、実は彼女を支援する人たちの中には、少なからず「彼氏ができて結婚でもして子供でもできたらどうなるかなぁ〜」とか「いやぁ当選までは結婚も子供もないよ」って声があったようです。(私はそうは思ってませんでしたが…) しかし、彼女は見事全部を手に入れました。恐れ入りました。

 最後にひとつ、今回高井議員は我々『研修団』との懇談だけのために徳島から上京して下さいました。参院選後の地元での諸業務をぬって対応して下さいました。確かに愛媛という括りでは叩く国会議員の扉はありません。我々も愛媛からも叩ける扉を作るよう頑張らないといけないと思いますが、その時が来るまでは島内(しまうち)のよしみで是非愛媛の我々の窓口になって頂けるよう厚かましくもお願いします。
 それから暑い中、国会内を懇切丁寧に案内してくださいました秘書の喜田さん、ありがとうございました。参加者を代表し感謝の意を表したいと思います。
 高井議員のますますのご活躍を祈ります。

                     連合愛媛 杉本

高井美穂衆議院議員のHPはこちら

(ちょっと振り返って)
 2000年の総選挙は森内閣の下、愛媛選挙区においても宇都宮まゆみ前衆議員を先頭に戦った選挙ですが、結局は愛媛では自民の牙城を崩すことができませんでした。そんな折、民主党の全国公募候補者として高井さんが徳島2区から出馬され、これまた無念の涙を呑んだのでした。当時たぶん28歳くらいでまさしく彗星のごとく現れた人だったので、同世代(わたしよりは10歳は若いけど?)で、しかも同じ島内(しまうち)ってことで、親近感を持って応援してました。結果は高知(五島議員)の健闘空しく、高井さんに復活の道は開きませんでした。(分かる人は分かる?)
 満を持して望んだ2003総選挙で見事当選され、今回の再会となりました。(今回は五島議員を抜いて惜敗率1位での復活でしたが、次回はやっぱ本割でいってください。そうすれば、わが愛媛にも望みが増え日本のためにもなりますんで…)

   

凶悪犯罪や憲法9条に対する質問にもキチンと答えてくれました。

笑顔で写る参加者を見れば…懇談は大成功

よくテレビで見かける民主党の控え室

あれっ!またもや全郵政のウキタくんじゃないですか?

最高に暑い中でのハイポーズ!
(私を日傘代わりにしてたやつは誰だ!)
2004連合愛媛青年委員会・女性委員会役員研修プログラム
高井美穂衆議院議員を訪ねて