グローバル化の問題点を指摘し、           大胆な変化を提案!

開会挨拶をするシャメンダICFTU会長


ホスト国の代表として歓迎の挨拶をする笹森会長

12月5日、第18回ICFTU(国際自由労連)世界大会が宮崎市のワールドコンベンションセンター「サミット」で開幕しました。
 開会式は、来賓に小泉首相、尾辻厚生労働大臣、安藤宮崎県知事、津村宮崎市長らを迎え、津軽三味線や和太鼓、西南市の南方神社に奉納される下水流臼太鼓踊など日本文化・宮崎文化の紹介を交えて盛大に行いました。
 本県からは、河野会長、八木事務局長、杉本副事務局長に加え高木女性委員会事務局長(JPU)の4名が、開会日の5日から大会3日目の7日まで参加しました。

 アジアで初めての開催となる本大会には140カ国以上233組織の代議員ら約1200人が出席し、「連帯のグローバル化」をテーマに10日までの期間中、ICFTUと国際労連(WCL)との統合、児童労働の根絶、平和と国連の役割のための国際労働組合行動などについて協議する予定です。

 
シァメンダ会長は「今日のグローバル化のモデルはバランスを欠いており、持続不可能である。それは労働者の利益にならず、不平等と不安を拡大している」と主張し、「この大会が閉幕する時、ICFTUが世界的な労働組合の統一に向かう過程の一歩を踏み出していることを期待する」と挨拶しました。笹森会長も「世界で最も深刻な貧困、労働問題を抱えるアジアで大会を開くことは、国際労働運動が新たな時代に入ったということを物語り、意義は大きい」と挨拶し開幕しました。



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MIYAZAKI 2004
ICFTU(国際自由労連)世界大会
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